
バナナはいろいろな栄養素がバランス良く含まれているヘルシーフルーツ。その栄養素について、ひとつひとつご紹介します。
※五訂増補食品成分表より(各アイコンに記載した栄養成分値は可食部100gあたりの含有量です)
※参考:バナナ大学ホームページ・バナナの話(日本バナナ輸入組合)より
バナナはとても低カロリー。1本(100g)あたり86kcalしかありません。ご飯が一膳(150g)あたり252kcalなので、約1/3です。カロリーが低いわりには腹持ちがよいので、軽い食事代わりにもなります。
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エネルギー(カロリー)は生命活動に必要なものですが、多すぎたり少なすぎたりせずに適度なカロリー摂取が必要です。
バナナには、ブドウ糖、果糖、ショ糖など多種類の糖質が含まれています。この糖質がエネルギーに変わる速さは、糖質の種類によってそれぞれ異なり、すぐにエネルギーに変わるものもあれば、あとからエネルギーに変わるものもあります。つまり、バナナを食べるとエネルギーが長く持続するのです。
体細胞の代謝の中心的な役割を果たす非常に重要なミネラルですが、調理によって損失されてしまう成分です。例えば、野菜をゆでると約30%も減ってしまいます。バナナは生で食べられるので、そのような心配がありません。
所要量…成人:2,000mg
・ナトリウムとともに細胞内液の浸透圧を一定に調節
・心臓、筋肉の機能を調節
・ナトリウムを排泄し血圧を正常に保つ
・むくみの予防
・夏バテしやすい人
・ストレスの多い人
・高血圧の人
・甘いもの、お酒をよくとる人
マグネシウムは、カリウム同様、体細胞の機能維持に重要な役割を果たしています。
所要量…成人男子:300〜320mg / 成人女子:250〜260mg
(カルシウムとの理想的な摂取割合はMg:Ca=1:2)
・神経の興奮を鎮める
・不整脈を防ぐ
・体内の70%は骨にあるカルシウムと作用し合い、
骨の形成を助ける
・骨粗鬆症の予防
・肉、加工食品をよく食べる人
・ストレスの多い人
炭水化物をエネルギーに変換するのに大きな役割を果たし、正常な神経機能の維持を助けます。調理による損失が大きく、成分表で計算した値の約2/3〜1/2しか摂取できていない場合が多くあります。
所要量…成人男子:1.1mg / 成人女子:0.8mg
・糖質の代謝を助ける
・中枢神経や末梢神経の働きを正常に保つ
・むくみを予防する
・疲労を回復する
・お酒をたくさん飲む人
・加工食品をよく食べる人
・タバコを吸う人
・脂質の代謝を助ける
・過酸化脂質の分解を促進
・口内炎の予防・改善
・成長を促す
・皮膚や髪を作る
・口内炎ができてしまった人
・疲れている人
・妊娠中の女性
・成長期の子ども
・たんぱく質の代謝を助ける
・神経伝達物質の合成を助ける
・成長を促進する
・貧血の予防
・妊娠中、授乳中の人
・たんぱく質を多く摂る人
・お酒をたくさん飲む人
ニコチン酸、ニコチンアミドの総称で、エネルギー供給のほとんど全ての過程に関わっています。ナイアシンはアミノ酸のトリプトファンからも作られます。
所要量…成人男子:16〜17mgNE / 成人女子:13mgNE
(mgNE=ナイアシン当量=ニコチン酸+ニコチンアミド+1/60トリプトファン)
・糖質や脂質の代謝を助ける
・補酵素の成分となる
・皮膚炎を予防する
・お酒をたくさん飲む人
・成長期の子供
・貧血を予防
・胎児の神経細胞の発達に重要
・ビタミンCとともに消化器系の機能を促す
・妊娠中、授乳中の人
・お年寄り
・タバコを吸う人
・便秘の予防
・不溶性食物繊維…咀嚼回数を増やし、満腹感を与える
腸内容物を吸着し、排泄を促す
・水溶性食物繊維…腸で水分を吸収し、排泄を促す
コレステロールの吸収を抑制する
・便秘がちの人
・血圧が高めの人
・野菜をあまり食べない人
・コレステロール、血糖値が高めの人
・神経を落ち着かせる
・睡眠を促す
・鎮静鎮痛を促す
・精神的に不安定の方
・不眠に悩む方
脳にある神経伝達物質の一種で消化器の粘膜にも含まれています。バナナにはセロトニンを生成するために必要なマグネシウム、トリプトファン、ビタミンB6がバランスよく含まれています。バナナに多く含まれていますが、他の果物にはほとんど含まれていません。
・神経を落ち着かせる
・出血したときに、血液を固める
・睡眠を促す
・片頭痛の予防
・精神的に不安定な人
・寝つきの悪い人