パパイヤの食べ方完全ガイド|イエロー・青・レッドそれぞれの楽しみ方

パパイヤの食べ方完全ガイド|イエロー・青・レッドそれぞれの楽しみ方

パパイヤの食べ方は、半分に切って種を取り、スプーンで食べるのが基本です。青パパイヤ(グリーン)は未熟な状態のパパイヤで、野菜として使うため、皮をむいてアク抜きしてからサラダや炒め物に調理してから食べます。

スミフルのパパイヤには「イエローパパイヤ(完熟)」と「青パパイヤ(未熟)」という成熟度の違いに加え、品種が異なる「レッドパパイヤ」などもあります。この記事では、それぞれの食べ方・切り方・食べ頃の見分け方・保存方法を解説します。

執筆者
スミフルジャパン編集部
スミフルジャパン編集部

株式会社スミフルジャパンは、バナナ・パイナップル・パパイヤ・アボカドなど生鮮青果物の輸入・販売を手がける企業です。1970年よりフィリピン、2015年よりエクアドルのグループ管理農園でバナナを中心に「品質・食味・安全・環境」4つのテーマで飽くなき挑戦を続け、栽培から国内流通まで一貫した体制を持ちます。本メディアでは、現場で蓄積したフルーツの栄養・選び方・保存・レシピに関する知識を発信しています。

目次

パパイヤの種類|成熟度の違い(イエロー・青)と品種の違い(レッド)

パパイヤは熱帯アメリカ原産とされるトロピカルフルーツです。現在は熱帯・亜熱帯地域を中心に広く栽培されており、日本国内でも鹿児島県や沖縄県などを中心に作られています。日本で流通するパパイヤは、大きく分けて以下の2つの軸で整理できます。

・成熟度の違い:「青パパイヤ」は未熟な状態で収穫したもの。追熟させて果皮が黄色くなったものが「イエローパパイヤ」です

・品種の違い:パパイヤには複数の品種があります。例えば、スミフルのイエローパパイヤは「カポポ・ソロ種」という品種で、レッドパパイヤはカポポ・ソロ種の亜種(イエローパパイヤとは異なる品種)です。

イエローパパイヤ・青パパイヤ・レッドパパイヤの違い

イエローパパイヤ(完熟)青パパイヤ(グリーン)レッドパパイヤ(別品種)
分類完熟した状態のパパイヤ
フルーツとして利用
未熟な状態のパパイヤ
野菜として利用
カポポ・ソロ種の亜種
フルーツとして利用
果皮・果肉の色果皮:黄色
果肉:黄色〜オレンジ
果皮:緑色
果肉:白〜薄緑
果皮:黄色〜オレンジ
果肉:鮮やかな赤〜オレンジ
食味甘味と酸味のバランスが良い。なめらかでねっとりした食感クセがなく淡白。シャキシャキした食感濃厚な甘さ、とろける食感。パパイヤ独特の香りが少なく食べやすい
主な食べ方生食・スムージー・スイーツサラダ・炒め物・煮物・漬物・スムージー生食・スムージー・スイーツ

スミフルではフィリピン・ミンダナオ島の標高200〜350m前後の園地で、年間を通じて安定した気候のもとパパイヤを栽培しています。イエローパパイヤ・青パパイヤ・レッドパパイヤの3種をお取り扱いしています。

イエローパパイヤ(完熟)の食べ方|食べ頃の見分け方・追熟・基本の切り方

イエローパパイヤは、果皮全体が黄色くなり、軽く押して弾力を感じたら食べ頃です。

食べ頃の見分け方と追熟方法

食べ頃は以下の3つのポイントで判断できます。

1. 果皮の色:全体が黄色〜オレンジ色に変わっている

2. 触感:果皮を軽く押すと少し弾力がある

3. 香り:甘い香りがほのかに漂っている

まだ緑色が残っている場合は、新聞紙などにくるんで常温保存し、完熟するまでお待ちください。冷蔵庫に入れると追熟が止まり、甘くならないまま傷んでしまうことがあります。

基本の切り方(3ステップ)

ステップ1
半分に切って種を取り除きます。
ステップ2
お好みでアイスクリームやレモンを添えてお召し上がりください。
ステップ3
皮をむいて一口大にカットしても食べやすくなります。

レモン汁をかけると、パパイヤの甘みが引き立ち、独特の香りも和らいで食べやすくなります。種を取り除いたハーフカットにアイスクリームを添えた「パパイヤボート」もおすすめの食べ方です。

パパイヤが苦い場合の原因

パパイヤが苦い場合は、追熟が不十分である可能性があります。果皮にまだ緑色が残っていたら、新聞紙にくるんで常温に置き、全体が黄色くなるまでお待ちください。完熟していても苦みがある場合、パパイヤに含まれる「イソチオシアネート」という成分が苦味の原因と考えられます。イソチオシアネートは解毒作用やがん予防に効果が期待できると言われており、大根やわさびにも含まれる辛味の成分の一種です。種周りや果皮近くの部位に多く含まれています。食べても人体への影響はありませんが、気になる場合は苦い部分を取り除いてお召し上がりください。

青パパイヤの食べ方|下ごしらえ・アク抜き・調理のポイント

青パパイヤは未熟な状態で収穫したパパイヤで、野菜として使います。シャキシャキした食感が特徴で、サラダ・炒め物・煮物・漬物など幅広い料理に使えます。ただし、調理前に必ず「下ごしらえ(アク抜き)」が必要です。

下ごしらえの手順

⚠️ 調理前に:青パパイヤの皮から出てくる白い乳液状の液体には、酵素が豊富に含まれています。直接手で触ると、かゆみが出る場合がありますので、お肌の弱い方はお料理をする前に手袋をしてください。
ステップ1
軽く水洗いし、両端を少し切り落とし、縦半分に切ります。
ステップ2
種をスプーンやバターナイフを使って取り除きます。
ステップ3
ピーラーを使って皮を剥きます。
ステップ4
料理に合わせてカットし、10分ほど水に浸けてアク抜きします。

アク抜き後にそのまま食べる場合(生食)

アク抜きをした青パパイヤは、加熱せずにそのままサラダなどで食べることもできます。アク抜き前の状態ではえぐみが強いため、必ず10分ほど水に浸けてアク抜きしてからお召し上がりください。

千切りにしてサラダにするのが定番です。タイ料理の「ソムタム」が有名ですが、ツナとポン酢で和える和風サラダや、マヨネーズ系のサラダにもよく合います。辛いものが苦手な方や、お子さんがいるご家庭にもおすすめです。

→青パパイヤの美味しい食べ方・人気レシピ集

加熱して食べる場合

青パパイヤは炒め物、煮物、きんぴら、チャンプルーなど、和食から沖縄料理まで幅広くアレンジできます。豚肉や鶏肉とも相性がよく、シャキシャキした食感が料理のアクセントになります。

パパイヤ独特の香りが苦手な方へ|レッドパパイヤという選択肢

パパイヤは好きだけど、あの独特の香りだけが苦手…。そんな方におすすめなのがレッドパパイヤです。

レッドパパイヤはイエローパパイヤとは品種が異なり、パパイヤ独特の香りが少なく、とろける食感と濃厚な甘さが特徴です。「パパイヤを食べてみたいけど香りがちょっと…」という方の入門編としてもぴったりです。

レッドパパイヤの食べ方

レッドパパイヤの食べ方はイエローパパイヤと同じです。表皮の色が黄色くなったら冷蔵庫で冷やし、半分に切って種を取り除いてから、レモンやアイスクリームを添えて食べられます。オレンジがかった果肉は見た目にも鮮やかで、スムージーやスイーツの材料としてもおすすめです。

→スミフルのレッドパパイヤの詳細はこちら

パパイヤの保存方法|イエロー・青それぞれのポイントと冷凍保存

パパイヤの保存方法は、イエローパパイヤ(完熟)と青パパイヤで異なります。

イエローパパイヤ(完熟)・レッドパパイヤ青パパイヤ(グリーン)
追熟未熟の場合は新聞紙などにくるんで常温保存して完熟するまで待つ追熟は不要(未熟な状態で使う野菜のため)
冷蔵保存完熟したら新聞紙や保存袋に入れて冷蔵庫(野菜室)で保存新聞紙などにくるんで冷蔵庫(野菜室)で保存
冷凍保存皮をむき種を取り一口大にカット保存袋に入れて冷凍(約1か月)半解凍でシャーベット風にアク抜き後の千切りを1回分ずつラップで包んで冷凍(約1ヶ月)。解凍後は水気をよく切ってから使用。食感は多少やわらかくなる。

パパイヤの食べ方に関するよくある質問

Q1.パパイヤの種は食べられますか?

パパイヤの種は食べられますが、辛味や苦味が強いため、一般的には取り除いて食べます。乾燥させてミルで挽き、ドレッシングや肉のマリネのスパイスとして使う方法もあります。

Q2.パパイヤの皮は食べられますか?

イエローパパイヤ・レッドパパイヤの皮は薄く柔らかいですが、一般的には食べません。青パパイヤの皮は苦味がありますが食べることは可能です。ただし口当たりが良くないため、ピーラーで薄くむくのがおすすめです。

Q3.パパイヤが苦い・まずいのはなぜですか?

パパイヤが苦い場合は、追熟が不十分である可能性があります。果皮にまだ緑色が残っていたら、新聞紙にくるんで常温に置き、全体が黄色くなるまでお待ちください。
完熟していても苦みがある場合、パパイヤに含まれる「イソチオシアネート」という成分が苦味の原因と考えられます。イソチオシアネートは解毒作用やがん予防に効果が期待できると言われており、大根やわさびにも含まれる辛味の成分の一種です。種周りや果皮近くの部位に多く含まれています。食べても人体への影響はありませんが、気になる場合は苦い部分を取り除いてお召し上がりください。

Q4.パパイヤはどこで買えますか?

スーパーの青果コーナーや百貨店の果物売り場で購入できます。お近くの店舗で見つからない場合は、スミフル公式オンラインショップでもお求めいただけます。

Q5.青パパイヤはアク抜きなしで食べられますか?

青パパイヤはアクが強く、えぐみが残りやすいため、調理前に10分ほど水に浸けてアク抜きを行ってください。アク抜き後であれば加熱せずにそのままサラダなどで食べることもできます。なお、天ぷらにする場合はアク抜き不要です。

Q6.青パパイヤとイエローパパイヤは同じ品種ですか?

はい、同じパパイヤの成熟度の違いです。青パパイヤは未熟な状態で収穫したもので、野菜として使います。そのまま常温で追熟させると果皮が黄色くなり、フルーツとして食べられるイエローパパイヤになります。一方、レッドパパイヤはカポポ・ソロ種の亜種で、イエローパパイヤとは異なる品種です。

Q7.パパイヤの栄養にはどんなものがありますか?

パパイヤにはビタミンC、β-カロテン、カリウム、食物繊維、葉酸、そしてタンパク質分解酵素のパパインが含まれています。特にビタミンCは100gあたり約50mgと豊富です。パパイヤの栄養について詳しくはこちらをご覧ください。

→パパイヤは「栄養の宝庫」と呼ばれる理由

まとめ

パパイヤの食べ方は「青パパイヤ(未熟・野菜として)」と「イエローパパイヤ(完熟・フルーツとして)」で大きく異なります。青パパイヤは下ごしらえ(アク抜き)をしてからサラダや炒め物に。イエローパパイヤは追熟させてから半分に切り、レモンを絞ってお召し上がりください。

まずは、イエローパパイヤを半分に切って、レモンを絞って食べてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?パパイヤ独特の香りが気になる方には、品種が異なるレッドパパイヤから食べてみるのもおすすめです。美味しさに気づいたら、ぜひ青パパイヤを使った料理にも挑戦してみてくださいね。

※記事情報:2026年 6月8日時点